オープンから14年と6ヶ月半が過ぎました。3月は売上目標に届きませんでした。
さて、そんな3月の主なトピックは、
・売上目標は未達(対前月で少し増加)
・客数は対前月で少し減少
・客単価は対前月で少し増加
(1回あたりの単価、来店頻度はともに少し増加)
・新規顧客数は対前月で増加
・稼働率は対前月で減少
(防音室別の比率は1.5畳が減少し、0.8畳と2.5畳電子ピアノが少し増加)
・利用目的別の比率は、個人練習が少し減少して、リハーサルが少し増加
・閉店の準備(資産の売却、必要な手続きの整理など)
といったところです。
売上目標には届きませんでした。
目標達成率は89%、対前月では3%増加、対前年同月比で78%、対2019年(コロナ前)同月比で71%です。
閉店に向けて売上を増加させるような対策をしていないこともあり、厳しい状況が続いています。
売上の中身を見てみると、客単価の増加分が客数の減少分を少し上回って、売上が少しだけ増加しました。
稼働率が減少していることもあり、営業日数などを踏まえると実質的には前月より状況は悪化していると言えます。
特徴的な数値としては、利用目的のリハーサルが増加したことです。
イベントなどで演奏する機会などが増えたことが要因なのではと推測しています。
また、新規顧客数が大幅に増加したのは予想外でした。閉店に向けて前月程度のレベルが続くと思っていたからです。
前月で法人の決算、申告関連の手続きが終わって一段落だったのですが、そのために後回しにしていた仕事を片づけたりしていました。
閉店に向けての準備もすすめています。引き続き資産の売却をしつつ、閉店後に必要な手続きを調べています。小さいながら法人ということもあり、役所への手続がなかなか複雑なのでで、整理しつつ漏れがないように準備中です。
気が付けば5/6の閉店日まで1ヶ月ほどとなりました。まだあまり実感はありませんが、とにかくトラブルなく、無事に閉店出来るようにしたいと思っています。
■関連情報
・【経営日記 2024年】ふりかえり
・【経営日記 2025年】方針
・【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
■studio Aisya (スタジオアイシャ)
・s-aisya.com
音楽スタジオの起業日記:新着情報
【経営日記 25年2月】売上は厳しい状況
オープンから14年と5ヶ月半が過ぎました。2月は売上目標に少し届きませんでした。
さて、そんな2月の主なトピックは、
・売上目標は未達(対前月で減少)
・客数は対前月で減少
・客単価は対前月で少し減少
(1回あたりの単価が少し減少、来店頻度がほぼ横ばい)
・新規顧客数は対前月でほぼ横ばい
・稼働率は対前月で少し減少
(防音室別の比率はピアノのある防音室が少し減少)
・利用目的別の比率は、レッスンが減少して個人練習が増加
・決算・申告書提出
・閉店の準備(資産の売却、原状回復など)
といったところです。
売上目標には少しだけ届きませんでした。
目標達成率は98%、対前月では7%減少、対前年同月比で78%、対2019年(コロナ前)同月比で74%です。
閉店に向けて売上を増加させるような対策をしていないこともあり、厳しい状況が続いています。
売上の中身を見てみると、客数の減少分が売上の減少分につながったようです。
ピアノのある防音室の稼働率が下がっていて、レッスンでの利用も減少しています。この傾向は続くのではないかと思っています。
新規顧客数はほぼ横ばいでした。かなりひどい状況ですが、このまま惰性で進むしかないと思っています。
2月は決算と税金の申告に関する作業をしていました。法人として8期目ということもあり、だいぶ効率化出来ています。法人税の申告では「全力法人税」というソフトを活用しています。私のように申告を外部に委託しないで自力でしているような人には秀逸なソフトです。
閉店の準備としては、ピアノや防音室、その他の設備も可能な限り売却したく、その準備をすすめています。
防音室は株式会社東京サウンドボックスさんに委託販売をお願いすることにしました。詳細は次の記事を参照して下さい。
・【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
また引き続き、現状回復の準備をすすめています。
2月で法人の決算、申告関連の手続きが終わって一段落です。ただ毎年のことながら、そのために後回しにしてしまった仕事があるので、まずはそれを片づけなければなりません。
気が付けば閉店日まで2ヶ月ほどとなりました。日々の業務をこなしつつ、いろいろなことが頭をよぎり、何とも言えない複雑な気持ちです。とにもかくにもトラブルなく、無事に閉店出来るようにしたいと思っています。
■関連情報
・【経営日記 2024年】ふりかえり
・【経営日記 2025年】方針
・【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
■studio Aisya (スタジオアイシャ)
・s-aisya.com
さて、そんな2月の主なトピックは、
・売上目標は未達(対前月で減少)
・客数は対前月で減少
・客単価は対前月で少し減少
(1回あたりの単価が少し減少、来店頻度がほぼ横ばい)
・新規顧客数は対前月でほぼ横ばい
・稼働率は対前月で少し減少
(防音室別の比率はピアノのある防音室が少し減少)
・利用目的別の比率は、レッスンが減少して個人練習が増加
・決算・申告書提出
・閉店の準備(資産の売却、原状回復など)
といったところです。
売上目標には少しだけ届きませんでした。
目標達成率は98%、対前月では7%減少、対前年同月比で78%、対2019年(コロナ前)同月比で74%です。
閉店に向けて売上を増加させるような対策をしていないこともあり、厳しい状況が続いています。
売上の中身を見てみると、客数の減少分が売上の減少分につながったようです。
ピアノのある防音室の稼働率が下がっていて、レッスンでの利用も減少しています。この傾向は続くのではないかと思っています。
新規顧客数はほぼ横ばいでした。かなりひどい状況ですが、このまま惰性で進むしかないと思っています。
2月は決算と税金の申告に関する作業をしていました。法人として8期目ということもあり、だいぶ効率化出来ています。法人税の申告では「全力法人税」というソフトを活用しています。私のように申告を外部に委託しないで自力でしているような人には秀逸なソフトです。
閉店の準備としては、ピアノや防音室、その他の設備も可能な限り売却したく、その準備をすすめています。
防音室は株式会社東京サウンドボックスさんに委託販売をお願いすることにしました。詳細は次の記事を参照して下さい。
・【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
また引き続き、現状回復の準備をすすめています。
2月で法人の決算、申告関連の手続きが終わって一段落です。ただ毎年のことながら、そのために後回しにしてしまった仕事があるので、まずはそれを片づけなければなりません。
気が付けば閉店日まで2ヶ月ほどとなりました。日々の業務をこなしつつ、いろいろなことが頭をよぎり、何とも言えない複雑な気持ちです。とにもかくにもトラブルなく、無事に閉店出来るようにしたいと思っています。
■関連情報
・【経営日記 2024年】ふりかえり
・【経営日記 2025年】方針
・【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
■studio Aisya (スタジオアイシャ)
・s-aisya.com
【閉店】組立式防音室「ヤマハ アビテックス」の売却
閉店するとなると、現状回復をはじめ、いろいろお金がかかるのが痛いです。このダメージを和らげるためにも、今ある設備を可能な限り売却したいところです。
今回のトピックは、組立式防音室の売却についてです。
組立式防音室は、防音室としては設置や移設、売却などが容易で、柔軟に運用出来るのが強みの一つです。
ただ売却する場合、ピアノなど一般的な資産と比較すると需要が限られており、扱う事業者も少ないため、なかなか難しいことが多いです。
以下では、オープン時から撤退することも見据えて組立式防音室を導入した経緯から、閉店時に売却先を探し、結果的に委託販売という選択をするまでを書かせていただきます。
スタジオアイシャでは、2010年のオープン時に「アコースティック楽器の個人練習に最適化した音楽スタジオ」というコンセプトのもと、市販の組立式防音室を導入しました。一定の品質を確保しつつ、費用を抑え、撤退時に売却できる利点を考慮したためです。
そして組立式防音室の中でも、ヤマハのアビテックスを採用しました。信頼性が高く、リセールバリューも期待できるためです。
基本的にはアビテックスをそのまま使うのですが、床のカーペットを取り外し、代わりにクッションフロアーを床に固定することにしました。土足利用の利便性とメンテナンスの容易さを考慮したためです。この時は、防音の機能が低下する訳ではないので、リセールバリューへの影響は少ないと考えていました。
そして閉店に伴い、買取先を探しはじめ、大手の3社に声をかけさせていただきました。1社は店舗で使用していたため買取不可、1社は床が理由で買取不可、最後の1社は買取可能でしたが、査定額はほぼ0円でした。
後者の2社は、床にクッションフロアーをはりつけていることに、難色を示しているようでした。もし私が中古の組立式防音室を買うとしたら、どうせカーペットを敷くのだから、その下の床はクッションフロアーであっても気にしないと思うのです。しかし、事業社の観点からはそうではないようでした。
さらに何社かに声をかけると、ある程度の金額で買取可能な事業者も出てきました。事業者によって、買取に対するスタンスがだいぶ違うことが分かってきました。
メルカリなどで売却する方法も頭に浮かびましたが、閉店に向けてバタバタしている中、そこまで手が回りそうにありませんでした。単に売るだけでなく、防音室の移設なども対応しなければなりません。
さらに調べていくと、委託販売というスキームがあることを知りました。もし売れれば売却額が通常の買取より高くなりますし、売れなくても委託販売よりは安くはなりますが、事業者が買取してくれます。販売から移設まで対応してもらえるので、手間もかかりません。まだ閉店まで時間があることもあり、売れる期待が持てそうです。いろいろ検討した結果、委託販売をお願いすることにしました。
委託販売をお願いしたのは「株式会社東京サウンドボックス」さん。組立式防音室の販売や移設を事業の中心としていて、2022年に創業した会社とのこと。こういう会社が出てきたのは、なんだかうれしいです。
東京サウンドボックスさんのHPで、スタジオアイシャの防音室を販売しているページは次のリンク先です。
もし、スタジオアイシャで使用いている防音室の購入に興味がある方は、東京サウンドボックスさんに問い合わせをしてみて下さい。
■0.8畳 Dr35
■1.2畳 Dr35
■1.5畳 Dr35
■2.0畳 Dr35
■2.5畳 Dr35
■2.5畳 Dr40
■株式会社東京サウンドボックスさんのHP
余談ですが、東京サウンドボックスの代表の佐藤 文哉さんは元ドラマーとのこと。何だか名前をお見かけした記憶があったので調べてみたところ、好きなミュージシャンのバックでドラムをたたいている動画を何度か見ていました。なんだか、不思議なつながりも感じたりしていました。
■studio Aisya (スタジオアイシャ)
・s-aisya.com
今回のトピックは、組立式防音室の売却についてです。
組立式防音室は、防音室としては設置や移設、売却などが容易で、柔軟に運用出来るのが強みの一つです。
ただ売却する場合、ピアノなど一般的な資産と比較すると需要が限られており、扱う事業者も少ないため、なかなか難しいことが多いです。
以下では、オープン時から撤退することも見据えて組立式防音室を導入した経緯から、閉店時に売却先を探し、結果的に委託販売という選択をするまでを書かせていただきます。
スタジオアイシャでは、2010年のオープン時に「アコースティック楽器の個人練習に最適化した音楽スタジオ」というコンセプトのもと、市販の組立式防音室を導入しました。一定の品質を確保しつつ、費用を抑え、撤退時に売却できる利点を考慮したためです。
そして組立式防音室の中でも、ヤマハのアビテックスを採用しました。信頼性が高く、リセールバリューも期待できるためです。
基本的にはアビテックスをそのまま使うのですが、床のカーペットを取り外し、代わりにクッションフロアーを床に固定することにしました。土足利用の利便性とメンテナンスの容易さを考慮したためです。この時は、防音の機能が低下する訳ではないので、リセールバリューへの影響は少ないと考えていました。
そして閉店に伴い、買取先を探しはじめ、大手の3社に声をかけさせていただきました。1社は店舗で使用していたため買取不可、1社は床が理由で買取不可、最後の1社は買取可能でしたが、査定額はほぼ0円でした。
後者の2社は、床にクッションフロアーをはりつけていることに、難色を示しているようでした。もし私が中古の組立式防音室を買うとしたら、どうせカーペットを敷くのだから、その下の床はクッションフロアーであっても気にしないと思うのです。しかし、事業社の観点からはそうではないようでした。
さらに何社かに声をかけると、ある程度の金額で買取可能な事業者も出てきました。事業者によって、買取に対するスタンスがだいぶ違うことが分かってきました。
メルカリなどで売却する方法も頭に浮かびましたが、閉店に向けてバタバタしている中、そこまで手が回りそうにありませんでした。単に売るだけでなく、防音室の移設なども対応しなければなりません。
さらに調べていくと、委託販売というスキームがあることを知りました。もし売れれば売却額が通常の買取より高くなりますし、売れなくても委託販売よりは安くはなりますが、事業者が買取してくれます。販売から移設まで対応してもらえるので、手間もかかりません。まだ閉店まで時間があることもあり、売れる期待が持てそうです。いろいろ検討した結果、委託販売をお願いすることにしました。
委託販売をお願いしたのは「株式会社東京サウンドボックス」さん。組立式防音室の販売や移設を事業の中心としていて、2022年に創業した会社とのこと。こういう会社が出てきたのは、なんだかうれしいです。
東京サウンドボックスさんのHPで、スタジオアイシャの防音室を販売しているページは次のリンク先です。
もし、スタジオアイシャで使用いている防音室の購入に興味がある方は、東京サウンドボックスさんに問い合わせをしてみて下さい。
■0.8畳 Dr35
■1.2畳 Dr35
■1.5畳 Dr35
■2.0畳 Dr35
■2.5畳 Dr35
■2.5畳 Dr40
■株式会社東京サウンドボックスさんのHP
余談ですが、東京サウンドボックスの代表の佐藤 文哉さんは元ドラマーとのこと。何だか名前をお見かけした記憶があったので調べてみたところ、好きなミュージシャンのバックでドラムをたたいている動画を何度か見ていました。なんだか、不思議なつながりも感じたりしていました。
■studio Aisya (スタジオアイシャ)
・s-aisya.com