音楽スタジオの起業日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』
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私のキャリア

どんな経験を活かしてこの事業を起こそうとしているかという
観点から、私のキャリアを紹介させていただきます。

略歴はこんな感じです。


1970年 埼玉県生まれ

1994年 日本大学文理学部物理学科卒業
      システム開発会社に入社しシステムエンジニアとして4年間勤

1998年 ニュージーランドに1年間留学

1999年 システムエンジニア(派遣社員)として1年間勤務

2000年 カナダに1年間留学

2001年 電気メーカーに入社
      IP電話およびコールセンター向けシステムの
       マーケティングを担当し6年間勤務

2007年 飲料メーカーに入社
     機能性飲料のマーケティングを担当し1年半勤務


ちょっと?変わったキャリアです。その中でも以下のような経験を活かして
いきたいなと思っています。

・マーケティングの経験(商品企画、広報、販促、市場調査など)
・IT業界での経験(各種ソフト、データベース、インターネットの活用)

変な言い方ですが、新しい環境に飛び込むことが多かったので、
その経験も活かせると思っています。
また英語も話せるので、外国人の方と一緒に何かやりたいなとも考えています。

最大のネックは店舗の運営、音楽スタジオの経営に関する経験がないことです。
この経験不足をどうカバーするか、経験がないことをプラスに出来るかが
最大の課題です。



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私の趣味(趣味を活かした起業の背景)

音楽スタジオの起業は、キャリアだけでなく趣味も活かしていきたいと思って
います。私の趣味は音楽と旅(特に建築めぐり)ですが、事業と関わりの深い
音楽の方を紹介させていただきます。

私の人生で、音楽は常にその中心にありました。ポップスもジャズも
クラッシックも、ジャンルにこだわらず、いいなと思う音楽を聴きまくって
きました。
そして35歳からはサックスを吹き始めて、それが楽しくてしかたなかったのと
同時に、楽器で音楽を奏でることは、人をハッピーにする力があることを
実感しました。また、楽器の練習場所を確保するのに苦労するという経験を
してきました。

これらの経験をどうやって事業に活かすかが、もちろん重要になってくる
わけです。

大人になってからサックスをはじめた私は、決してうまく吹けるわけでは
ありません。でもだからこそ、同じように大人になってから楽器をはじめたいと
思っている人に対して、同じ目線でサポート出来ればうれしいなあと思って
います。


■略歴

・中学の時にテレビで見たスティービー・ワンダーのコンサートに感動して、
  FMラジオでオンエアする彼の曲を録音しては、何度も繰り返し聴く
  日々がはじまりでした。

・中学から高校は、ホイットニー・ヒューストンやビリー・オーシャン、
  ベビー・フェイス、久保田利伸さんなど、ポップスやR&Bを中心に音楽を
  楽しむようになりました。久保田利伸さんがパーソナリティをしていた
  FMで放送される曲がツボにはまることが多く、よく紹介された
  ミュージシャンのCDを探して聴いていました。

・大学生になってCDレンタルのお店でアルバイトを始め、CDを無料でレンタル
  できるのをいいことに、ジャズやクラッシックまで、幅広く音楽を楽しむ
  ようになりました。大好きなポップスシンガーのナタリー・コールが
  リリースしたジャズのアルバム「アンフォーゲッタブル」を聴いて、
  美しいストリングスやビックバンドの音楽に興味を持ちはじめ、
  ジャズやフュージョン、クラッシックを聴くようになりました。
  特に渡辺貞夫さんや、ケニーG、チャイコフスキーの曲がお気に入り
  でした。

・社会人になってある程度自由にお金を使えるようになると、コンサートに
  もちょくちょく行ける様になり、さらに音楽が好きになりました。
  だんだん、自分でも楽器を演奏してみたいという気持ちが強くなって
  きました。

・35歳からソプラノサックスを吹き始めるようになりました。なぜソプラノ
  サックス?ということなど、サックス関連については以下のブログに
  書いています。こちらのブログものぞいてもらえるとうれしいです。

    ソプラノサックス初心者の練習日記

  そして、一番苦労したのは楽器の練習場所で、社会人は同じように
  練習場所に困っている人が多いことを知りました。


■お気に入りのミュージシャン
・スティービー・ワンダー
・ダニー・ハサウェイ
・セリーヌ・ディオン
・ケニー・G
・アート・ポーター
・渡辺 貞夫
・須川 展也
・JAJA
・マイルス・デイヴィス
・オスカー・ピーターソン
・ビル・エバンス
・ステファン・グラッペリ
・マーカス・ミラー
・宮本 文昭
・デビッド・フォスター
・バート・バカラック
・コール・ポーター
・アントニオ・カルロス・ジョビン
・チャイコフスキー


■関連情報
ソプラノサックス初心者の練習日記「はじめに」
個人練習向の音楽スタジオをはじめてみたいと思ったきっかけ

私の原点(スティービー・ワンダーとの出会い)

起業直前となって自分を見つめなおす機会がありまして、ちょっと自分の
原点について記憶をたどってみました。

今でこそクラッシック、ジャズ、ポップスと、あまりジャンルにこだわらず
音楽を楽しむのですが、その原点はスティービー・ワンダーでした。

中学生だったころ、試験勉強かなにかで夜遅くまで起きていて、なにげなく
スイッチを入れたテレビでスティービー・ワンダーのコンサートが始まり
ました。

今まで聴いたことのない展開のメロディ、心にガツンと響く伸びやかなヴォーカル、
そしてハーモニカやピアノで自由自在に音楽を表現するスティービー・ワンダー。
それは中学生の私にはものすごい衝撃で、気がつけばテレビの前で夢中に
なっていました。途中からは、泣きながらテレビに向かって拍手していたことを
覚えています。

まさかと思いながらYoutubeで検索したら、ありました。ビデオが出た
ばかりの時代によく録画して、しかも今までとっておいてくれたものです。



いやあ懐かしい。あのころの気持ちを思い出します。
スティービー・ワンダーのコンサートには何度か実際に足を運んだの
ですが、この時のパフォーマンスは今見てもすごい。

今思えば、この時に味わった感動が私の価値観の原点なのかなと感じて
います。それからの私は「このコンサートのような感動を味わいたい」と
思って生きてきた気がします。様々なジャンルの音楽を聴いたことも、
バイクにテントをつんで日本中を旅したことも、留学したことも、
ニュージーランドを自転車で旅したことも、サックスをはじめたことも、
全部そう。そして感動を味わっては、また新しい感動を求める。そんな
人生だった気がしていますし、この性根は直らないだろうなあと思って
います。

そして今、また新しい感動を求めて起業しようとしているわけです。
多分これが、起業しようとした私の本当に根っこの部分の気持ちです。

ちなみに5月に60歳になったスティービー・ワンダー。今年の夏は久しぶりに
来日して、サマーソニックに参加します。私は残念ながら今回は参加でき
ませんが、興味のある方はこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

■関連情報
サマーソニック2010