音楽スタジオの起業日記

川崎市の音楽スタジオ(武蔵小杉駅近)『スタジオアイシャ』

【経営日記 20年4月】臨時休業(4/8〜)


オープンから9年と7ヶ月半が過ぎました。4月は8日(水)から臨時休業となったこともあり、売上目標をクリア出来ませんでした。

さて、そんな4月の主なトピックは、
・売上目標は未達(対前月で82%減少)
・客数は対前月で大幅に減少
・客単価は対前月で大幅に減少
 (1回あたりの単価は増加し、来店頻度は大幅に減少)
・新規顧客数は対前月で大幅に減少
・稼働率は対前月で減少
 (防音室別の比率は、対前月で0.8畳と2.5畳アップライトが減少)
・利用目的別の比率は、対前月でレッスンが減少して個人練習が増加
・アルバイトスタッフの研修継続中
・休業手当と雇用調整助成金の準備
・営業再開に向けての準備(営業時間見直し、感染予防対策など)

といったところです。


新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、4/8(水)〜5/7(木)の予定で臨時休業に入りました。想定していた中では最悪の状態になってしまいました。

臨時休業については、次の記事にもアップしています。
新型コロナ対応:臨時休業

当然ながら売上目標はクリアできませんでした。目標達成率は18%、対前月では82%減少、対前年同月比で82%減少でした。

売上の減少分の中身、客数や客単価などについては、この事態なのであまり意味のある数値ではないと思います。とは言え1週間は営業したので、稼働率と利用目的別の比率は営業再開後を見据えて、参考になる数値かもしれません。

営業日のみ有効とした稼働率を見ると、当然ながら全体的に下がっています。対前月で18ポイント減、対前年同月比で23ポイント減です。特に下がっているのが、2.5畳アップライトと2.5畳電子ピアノ、つづいて0.8畳という感じです。

利用目的は当然なのですがレッスンが減少して、個人練習が増加する傾向が続いています。

ザックリ言うと通常の5〜6割の利用、そして多くは個人練習の利用、といったところです。

営業再開後も、当然ですが利用が急に元に戻ることはないと思っています。かなり厳しそうですが、1人での利用であれば感染のリスクは比較的低いので、個人練習で多少は利用いただけるのではと考えています。

新人アルバイトスタッフの研修も先月から順調に進んでいたのですが、臨時休業に入ってしまいました。仕方ないことではありますが、せっかく覚えてもらった仕事をだいぶ忘れてしまうだろうなあということは、地味につらいところです。

長期的な臨時休業ははじめての経験なので、慣れないことがいろいろあります。そんな一つに、休業手当と雇用調整助成金があります。
恥ずかしい話ですが、そもそも休業手当とはなんぞや、から調べはじめました。その内容については、次の記事にもアップしています。
新型コロナ対応:雇用調整助成金

また営業再開を見据えて、準備をすすめています。

営業時間は当面、利用が少なくなることを想定して短縮することに決めました。まずこれで運営してみて、状況に応じて見直しをする予定です。
具体的な営業時間は、次のHPに掲載しています。
営業時間変更のお知らせ

また、新型コロナウイルスの感染予防策の対策もすすめています。例えば、受付にビニールシートのカーテンを設置したりしていました。他にも、感染予防に効果的な方法を調べたり、備品を購入したりしています。
少し違う観点からは、お客様に利用人数やレンタル楽器の制限をさせていただくことを決めました。詳しくは、次のHPに掲載しています。この内容は、これからも状況に応じてアップデートしていく予定です。
新型コロナウイルス感染予防について(2020/4/28 更新)

何はともあれ健康管理を最優先で、健康管理が仕事だと思って日々を過ごしています。いろいろ気を付けていることもあり、体調はすこぶるいいです。久しぶりにストレス多めということもあり、意識して仕事を忘れる時間を作るようにしています。先日、今更ですが24のシーズン3を見はじめました。相変わらずジャックは無茶苦茶するなー、キムは大人になったなあ、よりによってウイルスの話かよ、とか画面に向かってつっこんでいる間は、とてもいい気分転換になっています。

そんなこんなで、久しぶりに家に籠る日々を送っています。それはそれで楽しいのですが、今後の不安がたまに傷です。こんな時だからこそ得られる経験を味わいつつ、冷静に現実と向き合って、しっかり前に進んでいきたいと思っています。



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新型コロナ対応:臨時休業の延長と営業再開に向けて

4/8(水)〜5/7(木)までとしていた臨時休業を、5/31(日)まで延長しました。
臨時休業に入る時については、次の記事にも書いています。
新型コロナ対応:臨時休業

臨時休業は最短で3週間、最長で2ヶ月と予測していました。想定していたとは言え、約2ヶ月の臨時休業は最悪な状況です。

時を少し戻して、臨時休業に入ったあたりの話です。
基本的に国が緊急事態宣言を発令したら臨時休業に入る方針で、実際にそのタイミングで臨時休業に入りました。その時は「緊急事態宣言」はイコール「神奈川県の休業要請」と考えていました。しかし臨時休業に入った後、その間にずれがあることが分かりました。また、神奈川県の出した休業要請の対象一覧では、音楽スタジオが対象か微妙な表現になっていました。
とは言え、原則としては生活必需品となる商品やサービスを扱っていないお店は休業要請の対象となっていたので、音楽スタジオは対象という前提で動いていました。例えば、カラオケボックス、ライブハウスは「遊興施設等」としての扱いとなり対象でした。しばらくして情報収集をしていると、次のHPで音楽スタジオは休業要請の対象と明記されていました。
神奈川県新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金について「よくあるお問い合わせ」
ということで、スタジオアイシャの場合は神奈川県の休業要請の対象ということが確認できました。これはつまり、協力金の支給対象となるので、少し安心しました。

話は臨時休業の延長に戻ります。
基本的には神奈川県の休業要請が解除されない限り、延長する方針でした。5/4(月)に国から緊急事態宣言を5/31(日)まで延長することが発表されました。これに応じて、5/5(火)に神奈川県から休業要請も5/31(日)まで延長されることが発表され、スタジオアイシャも臨時休業を延長することを決定しました。
ちなみに今回の休業要請の延長に伴い、協力金の方針も示されました。今回は休業要請の対象かどうかにかかわらず、休業に協力した事業者に一律10万円を給付するとのことでした。
新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第2弾)について

約2ヶ月の休業という最悪の状況を、乗り切っていかなければなりません。幸いなことに、2号店のために蓄えていた資金があるため、当面のキャッシュフローを心配する必要はありません。また神奈川県の協力金など、様々な助成金を最大限活用出来れば、臨時休業のダメージを和らげることが出来そうです。
これらの助成の制度は、ザックリ言うと事業規模が小さいところには効果的ですが、事業規模がある程度大きければ焼け石に水となってしまいます。スタジオアイシャの場合は事業規模が小さいので、だいぶ助かります。
いろいろな偶然が重なって、臨時休業の期間はそれほどダメージを受けずに乗り切れそうです。

そして今考えているのは営業再開後で、それに向けて準備をすすめています。
基本的には神奈川県の休業要請が解除されれば、営業を再開する方針です。そして様々な状況を私なりに考えてみると、予定通りに休業要請が解除される可能性は高いと予測しています。

ただ営業再開後から、需要がすぐに戻ることはありえません。営業再開後からおおむね元の需要に戻るのに最短で1年、最長で2年と予測しています。これはほぼイコール、ワクチンが日本中で利用できる状況になるまでと考えています。それまでは、多かれ少なかれ新型コロナウイルスの影響は続きますし、再び臨時休業せざるを得ない状況になることも十分想定されます。この状況をどう乗り切っていくかが最大の課題です。そして時間はかかるかもしれませんが2号店の計画を練り直し、なんとか実現したい。それが今の最大のモチベーションになっています。



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新型コロナ対応:持続化給付金の申請

臨時休業のダメージを少しでも和らげるために、公的なサポートを最大限活用したいと思っています。
今回はそんな中から、新型コロナの影響で売上が大きく減少した中小事業向けの給付金「持続化給付金」を申請してみましたので、その情報をシェアさせていただきます。

申請についてはそれほど複雑なことはなく、次のHPに従ってネットで申請すれば問題はないと思います。
私の場合は1時間程度で完了しました。
持続化給付金

政府が運営しているシステムはだいたい使いにくいことが多いのですが、今回は普通に使い勝手のいいシステムでした。小さなことですが、法人番号を入力すると法人名や住所が引っ張られて表示されるのにはびっくりしました。民間のシステムではあたりまえの動きですが、政府が運営するシステムでは見たことはありません。

持続化給付金の申請については、次のHPが参考になると思います。
EX-IT「持続化給付金の申請方法・必要書類・注意点(個人最大100万円・法人最大200万円)」

基本的な条件は、対象となる月(2020年1月以降で任意)が対前年同月比で50%以上減少していることです。給付金額の計算式は対象の月の売上が1年続くと考えて、その月の売上を12倍にします。その金額と、前年の年間の売上と比較した減少分となります。しかし上限があり、法人では200万円、個人では100万円です。休業要請を受けて4月を休業した場合、ほとんどの事業者が4月を対象にして、最大額になるのではないでしょうか。スタジオアイシャの場合も4月を対象にして、最大200万円を軽く超えるので申請しました。しかし事業者によっては対象となる月の売上で支給される金額が異なりますので、そのことを踏まえていつ申請するか検討する必要があるかと思います。

なお、申請を開始する前に添付ファイルを準備しておくこと申請がスムーズになると思います。

スタジオアイシャの場合は200万円が給付される予定です。事業規模が大きいと焼け石に水となってしまう場合も少なくないと思いますが、スタジオアイシャのように事業規模が小さい場合、200万円はとてもありがたいです。他の助成金、例えば神奈川県の休業に対する協力金の20万円などと比べると、だいぶ大きな額になります。

また、通常は申請から2週間程度で指定した銀行口座に支給される予定とのことです。雇用調整助成金などの他の制度と比較すると、短い期間だと思います。

スタジオアイシャのように休業で売上がガクッと落ちた事業者には、いくつかサポートの制度があります。そんな中で持続化給付金は比較的、給付の金額が大きく、申請も楽で、給付されるまでの期間も短いので、ぜひとも苦しんでいる事業者の方に活用いただきたい制度です。



■関連情報
新型コロナ対応:雇用調整助成金
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