音楽スタジオの起業日記

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【経営日記 17年9月】シフト管理、人事労務管理の効率化

オープンから7年と半月が過ぎました。いよいよ8年目に突入です。
9月は目標値をクリアすることが出来て、引き続き好調です。

さて、そんな9月の主なトピックは、
・売上目標は達成(対前月で少し減少)
・客数は対前月でほぼ横ばい
・客単価は対前月で少し減少
 (来店頻度が少し減少し、1回あたりの単価がほぼ横ばい)
・新規顧客数は増加
・稼働率は対前月で少し増加
 (防音室別の比率はほぼ同様)
・利用目的別の比率は対前月でほぼ同様
・人事労務関連業務の効率化(シフト管理、勤怠、給与計算など)

といったところです。

売上は前月と比較すると少し減少していますが、目標は達成することが出来ました。

売上の中身を見てみると、客数はほぼ横ばいで客単価が少し減少しました。客単価の中では来店頻度が少し減少して、1回あたりの単価はほぼ横ばいでした。稼働率は営業日数が1日少なかったこともあり、少し増加しています。

項目によって多少の増減はありますが、ほぼ前月と同じ状況です。
稼働率の防音室別比率や利用目的別の比率も、ほとんど変化は見られまっせん。

そんな中、一番大きな変化は新規顧客数が増加したことです。月によって増減の波はありますが、新規顧客数が高いレベルだということが、好調の大きな要因の一つだと考えています。

アルバイトスタッフの採用、育成が一段落したこともあり、今月からバックオフィス系の効率化に着手しました。バックオフィス系は、主にシフト管理、人事労務管理、会計を対象と考えています。今月は主にシフト管理と人事労務管理の検討をしていました。

シフト管理は今までグループウエアでスケジュールを共有していました。人事労務管理は主にエクセルを活用していました。例えば出退勤をスタッフに記録してもらえば給与が自動計算される、などです。また、年末調整や各種の手続きについてもエクセルを使って数値を集計し、届出書に転記するような運営をしてきました。今のスタッフの数であれば、それほど問題はありません。しかし、経験上こういった業務はシステム化、もう少し言うとなるべく多くの情報をデータベースで一元管理することで、大幅な効率化が可能です。効率化することで、空いた時間を2号店の企画に使いたいと考えていました。また、2号店を実現した時にはスタッフが今の2〜3倍になることを想定しています。そうなれば今の運営方法ではかなり時間がかかってしまうので、いろいろ試しつつシステムでの運営をブラッシュアップしておきたいと考えました。

世の中にあるシステムを調べてみると、昔に比べればスモールビジネスでも導入しやすい料金体系が増えた印象があります。これは本当にありがたいことです。いろいろ検討してみて、シフト管理はとある無料のシステムを試してみることにしました。また、人事労務管理は今の利益ではけっこう贅沢な、有料のサービスを導入してみることにしました。

今月から実際に使いはじめ、各種設定や使い勝手の確認、スタッフへの運営方法のアナウンスなどをしていました。しばらくは使ってみて、いろいろ検討したいと思っています。

おかげ様で9/15に7周年を迎え、8年目に突入しました。まだまだやりたいこと、やるべきことが山積みですが、あせらず目の前の仕事をじっくり味わっていきたいと思っています。


■関連情報
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【経営日記 2016年】ふりかえり
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【経営日記 2017年の方針】直営2号店を実現するための現店舗の体制強化


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法人成り10−節税

法人成りした目的の一つに節税があります。ありがたいことに、税金が払える利益があるわけで、節税なんて贅沢な話です。とは言え、2号店を実現するために、税金よりもなるべく2号店の資金に回したいというのが正直な気持ちです。

そもそも、個人と法人で節税の考え方が異なってきます。個人では、単純に私個人の支払う税金を少なくするための節税ですが、法人の場合は、私個人の税金と法人の税金の総額で節税を考える必要があります。

節税については、いろいろな本やネットで情報を集めることが可能です。私のケースでは、特に節税効果が高いと思っているのは給与控除と社宅です。


1.給与控除

会社や個人事業ですと、基本的には実際に使った(発生した)ものしか経費にすることが出来ません。一方、給与からは使っていなくても無条件に一定の経費を計上できます。その一定の経費が給与控除です。会社員でもスーツや飲食など、ある程度の経費がかかる訳で、その手当としての制度になっています。なお、給与が多いほど給与控除は多くなります。ザックリな説明ですが、これらの仕組みから、ある程度の会社の利益までは、私個人の給与(役員報酬)で受け取って会社の利益を少なくした方が、節税効果は高くなります。ちなみに利益が増えると、話は複雑になってきます。私が調べた範囲では利益が年間1,200万円くらいが目安なようで、その心配はなさそうです。

そうなると、実務上難しいのは私個人の給与、役員報酬の設定です。役員報酬は、一度決めたらその年度では基本的に変更が難しい仕組みになっています(不可能ではないのですが)。基本的には赤字にならない範囲で利益の分を役員報酬として設定すれば節税効果が高くなるはずです。一方、法人化した別の目的に2号店の資金調達があります。ということもあって、赤字決算にはしたくありません。

これらを踏まえると、ポイントは利益の予測、言い換えれば売上と経費の予測になってきます。売上は今までの6年間の実績があるので、ある程度可能です。一方、経費は法人としての経費が個人事業とは違う点も多く、これが難しい。私の場合、利益を予測して役員報酬を設定した後、経費の予測で漏れがることが分かりました。具体的には、社宅の経費(この後に説明があります)の見込が漏れていたのです。これによって赤字決算になってしまう恐れが出てきました。

ということで実際の運用では難しい面もありますが、給与控除は個人事業では得られない法人のメリットだと思います。


2.社宅

自分が賃貸で借りている家賃の一部を社宅として経費にすることが出来ます。ただし、法人の名義で契約することが条件です。
いろいろな方法があり、本やネットなどで調べることが出来ますが、私の場合はこんな感じでした。

(1)賃貸契約で現在住んでいる契約を個人から法人に変更
管理会社に相談したところ、可能とのことだったので、契約を個人から法人に変更しました。その際、事務手数料がそれなりに必要でしたが、当面引っ越す予定もないことから節税のメリットの方が大きいと考えました。

(2)自己負担分の家賃の計算
この計算がややこしい。賃貸の小さい部屋に住んでいる私の場合は、計算式は次の通りになります。

次の@ABの合計額(一般的に家賃の50%より低くなるはずです)
@(その年度の建物の固定資産税の課税標準額)×0.2%
A12円×(その建物の総床面積(平方メートル)/3.3平方メートル)
B(その年度の敷地の固定資産税の課税標準額)×0.22%
※部屋単位の固定資産税の課税標準額がないので、面積で案分

固定資産税の課税標準額や総床面積が計算に対して必要な情報ですが、土地・建物の評価証明書に記載されています。土地・建物の評価証明書は、オーナーでなくても物件を借りている人であれば役所で入手可能です。私の場合は、契約書と個人の身分証明書を提示して入手出来ました。自分の部屋の面積は契約書で確認出来ます。

この辺の計算については、次のURLの記事が参考になると思います。
m630.net「賃貸の社宅も、正確に社宅家賃を計算すると節税につながるらしい」

実際に計算してみると自己負担分が約2割、家賃の約8割を経費として計上することが出来ます。これは節税効果としては大きいと思います。


ということで、法人のメリットを最大限生かして節税を工夫していきたいと思っています。節税も、私にとっては莫大な資金が必要な2号店を実現するためには、大切な手段だと考えています。


■関連情報
スタジオアイシャ合同会社を設立して法人化しました
カテゴリ「法人成り」

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http://s-aisya.com/


【経営日記 17年8月】隔週で月曜夜の営業を開始

オープンから6年と11カ月半が過ぎました。8月は目標値をクリアすることが出来て、引き続き好調です。

さて、そんな8月の主なトピックは、
・売上目標は達成(対前月で少し増加)
・客数は対前月で少し増加
・客単価は対前月でほぼ横ばい
 (来店頻度、1回あたりの単価ともにほぼ横ばい)
・新規顧客数は少し減少
・稼働率は対前月で減少
 (防音室別の比率はほぼ同様)
・利用目的別の比率は対前月でほぼ同様
・隔週で月曜夜の営業を開始
・補助ペダルのレンタルを開始
・アルバイトスタッフの研修が一段落

といったところです。

売上は前月と比較すると少しですが増加して、目標を達成することが出来ました。

売上の中身を見てみると、客数が少し増えて、客単価は横ばいでした。この客数の増加分が売上の増加分になりました。
一方、稼働率は前月と比較して下がりましたが、8月から開始した月曜夜の稼働率がまだ低いことが要因の1つです(毎週月曜日は定休日でした)。またいつもは利用の多いお盆休み期間も、比較的利用が少ない傾向がありました。

新規顧客数は少し減少はしましたが、引き続き高いレベルだと考えています。

8月から営業日数が変わったことで、対前月で単純な比較は難しいところですが、引き続き好調であることは間違いありません。

新たな試みとなる月曜夜の営業については、オペレーションなど試行錯誤しているところです。夜だけの営業というのはあまり効率が良くないかもと思いつつ、いろいろ実験をしてみたいと思います。

また、今月から小さなお子さんがピアノを弾く時に使える補助ペダルのレンタルを開始しました。以前から実現したいと思っていたのですが、利用が決して多くはないことから二の足を踏んでいました。そんなところに、お客様から使っていない補助ペダルを使ってもいいというご提案をいただきました。ありがたい話で是非にということで、スタジオアイシャで預からせていただき、レンタルを開始することが出来ました。
ちなみに、レンタルしているアコースティックギターとトロンボーンもお客様から預からせていただいている楽器です。アルトサックスは私もプライベートで利用させてもらっています。このようなシェアリング・エコノミーは好きな仕組みなので、スタジオアイシャをハブにしてもっと発展できないかなとも考えています。なかなか手が回っていないことの一つで申し訳ないところですが。

また新しいアルバイトスタッフの研修も順調で1人立ち出来るようになり、研修も一段落しました。

そんなこんなで月日は流れていきますが、9月15日にスタジオアイシャは7周年を迎えます。こうやって続ける事が出来て、本当にうれしいです。これからも、自分自身が音楽を通じて仕事を楽しみつつ、少しでも多くのハッピーを生み出せるようがんばっていきたいと思っています。



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