音楽スタジオの起業日記

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設備投資の方針

今回は設備投資に関する方針についてです。

設備投資は事業計画の記事で紹介した「価値」を
「ターゲット」に届ける手段の一つですが、とても重要な
要素です。開業資金の中でも大きな割合を占めています。

以下はその価値です。

・おもいっきり音を出しても迷惑をかけないので安心
・静かな環境で自分の音に集中して練習可能
・日々の練習に利用しやすい価格
・便利で清潔、かつ安全な場所
・楽器を持ち運ばなくても練習可能
・買うのは高いけれど、ちょっと便利なモノがあってうれしい
・練習の前後にくつろげて、情報収集、交流の出来る場

この価値を効率的に提供できればお客様にご満足いただき、
かつ利益の創出にもつながり、両者がハッピーになれるわけです。
と、それが簡単に出来れば苦労はないわけですが。

「効率的に」とは、お客様のニーズになるべくマッチさせること
だと思います。しかし、このような事業は世の中にもあまりなく、
私も音楽スタジオの経営は初めてです。このような状況で、
最初から全てうまくいくことはあり得ません。私も多くの失敗を
してきました。

なので、以下の方針を重視して設備投資を具体化していきたいと
思っています。


1.柔軟性のある設備
2.一般的に扱っている商品(業務用は避ける)
3.既製品を活用(オーダーメイドは避ける)


なるべく変化に強く、高品質でも安価な設備投資をしたいと
考えています。

具体的な設備については、追ってアップさせていただきます。


ヤマハの防音室「アビテックス」を活用

前回の記事で、設備投資の方針を紹介しました。その方針は
以下の通りです。

1.柔軟性のある設備
2.一般的に扱っている商品(業務用は避ける)
3.既製品を活用(オーダーメイドは避ける)


今回は、設備の中でも最も重要であり、開業資金の中でも一番の
比率を占める防音・音響設備についてです。

防音・音響設備にはヤマハの組立式防音室「アビテックス」を導入
します。

組立式防音室であれば、一度設置しても防音室のレイアウトの変更が
可能です(もちろん、費用はかかりますが)。通常の防音設備であれば
実質不可能ですので、柔軟な運用が可能です。

そして、業務用ではなく一般けの商品で、かつ既製品なので価格が
こなれています。もちろん品質は素晴らしい。私自身、アビテックスの
ユーザーですが、バランスのよい響きで自分の音が聴きやすく、
とても満足しています。

またリスクを回避するという観点もありました。私は音楽スタジオを
経営するのは初めてです。防音や音響設備を業者に依頼して工事をする
場合、品質のチェックが極めて難しい。
もちろん信用できる業者なら問題ありませんが、その見極めが難しいと
感じていました。万が一でも、工事をしたが想定より音が漏れるという
事態になったら最悪です。
そういった意味では、アビテックスであれば防音だけでなく、音響の
品質も前もって計算が可能なことも安心材料でした。

もちろんデメリットもあります。アビテックスでは0.8畳や1.2畳、
1.5畳など細かなバリエーションンがありますが、それでも
部屋にぴったりというわけにはいきません。どうしてもデッドスペースが
発生します。また、組立式防音室の中で安い方ではありません。

しかしデメリットを差し引いてもメリットが勝ると考え、決めました。


メトロノームは木製のアナログにしたい

防音室内には練習に便利な設備を充実させたいと思っています。

今回はその中でもメトロノーム。是非、メトロノームは木製の
アナログメメトロノーム、出来ればウイットナーにしたいと
考えています。

私もアナログメトロノームとデジタルメトロノームの両方を
使いましたが、やはりアナログの方が練習に効果的だと思って
います。単純に音が綺麗で心地いいということはもちろん、
針の動きから次の音の入り方が予測しやすいので、初心者にも
テンポがキープしやすいと思います。
また、針の動きが連続した(細切れでなく)イメージにつながり、
音楽的にもいいと聞いています。

でも、アナログを使いたくても持ち歩きには不便なので、
移動する時は電子に頼らざる得ない場合が多いかと思います。

せっかくの音楽スタジオなので、是非木製のアナログを常設
して、みなさんはメトロノームを持ち歩かず、アナログで
練習を楽しんでいただきたいと思っています。

SNSで知り合ったMotaさんのブログでウィットナーを知り、その
デザインの美しさに一目ぼれ。実際に音を聞いても、その音が
音楽のようです。やっぱりウィットナーがいい。

そんなわけで、今、ウィットナーを安く仕入れるお店を探しています。

でも電子が好みのお客様もきっといるだろうし、アナログ基本で
電子を希望する方に無料で貸し出す方式にするか、ちょっと
考え中です。

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