音楽スタジオの起業日記

studio Aisya(スタジオアイシャ)

【経営日記 17年3月】個人事業としては最後の確定申告

オープンから6年と6カ月半が過ぎました。3月も目標値をクリアすることが出来て、引き続き好調です。

さて、そんな3月の主なトピックは、
・売上目標は達成(対前月で約10%増加)
・客数は対前月で少し増加
・客単価は対前月で少し増加
 (来店頻度が少し増加して、1回あたりの単価がほぼ横ばい)
・新規顧客数は少し減少
・稼働率は対前月でほぼ横ばい
 (防音室別の比率はほぼ同様)
・利用目的別の比率はほほ同様
・アルバイトスタッフの研修終了
・個人事業としての最後の確定申告
・法人の会計処理の勉強と調査
・HPのメンテナンス環境整理

といったところです。


売上は前月と比較すると増加しましたが、営業日数が3日多かったことと、稼働率がほぼ横ばいでしたので、実質横ばいと判断しています。目標値もクリア出来て、引き続き好調です。

売上の中身を見てみると客単価が増えていますが、これも営業日数の差が要因となっています。稼働率や利用目的別は、対前月でほとんど変化はありませんでした。

新規顧客数が前月に引き続き、3カ月連続で減少しました。例年、3・4月は新規顧客数が多い傾向があるので少し気になるところです。

アルバイトスタッフの研修は順調で、研修中の2人のスタッフも基本的な研修が終了しました。

そして、個人事業としては最後の確定申告をしてきました。次回からは法人としての決算・申告となります。また法人としての会計について、もろもろ勉強したり、調べたりしていました。それも基本的なところは出来るようになったので、今後は毎月繰り返しの処理が多くなるはずです。これで法人成りにともなった会計関連の仕事がやっと一段落しました。この法人成りの会計については、カテゴリを別にして少しづつ記事にしたいと思っています。
カテゴリ「法人成り」

また、HPのメンテナンス環境の整備をしていました。私はIT業界にいたこともあって、会計に比べれば慣れた仕事です。ですので、自身でHPを作成・メンテナンスをしています。今まではDreamweaver CS5というソフトを気に入って使っていました。しかし、Windows7までしか動作保証をしていなかったり、最新版は月額課金のみということもあって、別のソフトへの移行を検討していました。Dreamweaverに近い機能、特にサイトの管理やテンプレートが使えるものはないものかと調べると、Expression web4というソフトが見つかりました。一番ありがたいのは、このソフトは無料なのです。ですが開発が終了していてサポートがなく、今後アップグレードすることはなさそうです。そんな状況ではありますが、5年は使えるかなと判断し、このソフトに移行しました。テンプレートの移行に手間取ってしまいましたが、なんとかなりました。まだ使いこなせてはいないですが、使い勝手はよさそうです。

さて、やっと苦手な会計に振り回される日々が一段落しました。少しのんびりしようかなとも思っていたのですが、やりたいことがたくさん出てきて、結局いつも通りです。でもライブには何回か行きたいなと企てています。そんなこんなで充実した日々に感謝しつつ、月日は流れていきます。



■関連情報
スタジオアイシャ合同会社を設立して法人化しました
カテゴリ「法人成り」
【経営日記 2016年】ふりかえり
【経営日記】中長期的な目標(2017年1月作成)
【経営日記 2017年の方針】直営2号店を実現するための現店舗の体制強化

■studio Aisya (スタジオアイシャ)
http://s-aisya.com/



法人成り5−会計1 基本的な考え方

今回からは、数回に渡って会計の視点からのトピックです。

基本的な考え方としては、個人事業を廃業して、法人を設立することになります。個人事業と法人は別人格、別の組織であるということが前提です。

会計については、弥生会計というソフトで管理しています。このソフトでは事業所データという単位で、データを作成します。まず、この事業所データを法人用として新しく作成する必要があります。法人成りして会計を引き継ぐには、しばらくの間は個人事業と法人のそれぞれの事業所データを切り替えながら、作業をすることになります。

なおスタジオアイシャの場合、次のような日付で法人成りしています。
・個人事業の廃業日:2016年12月31日
・法人の設立日:2017年1月4日
・法人の期末:12月31日
個人事業の期末が廃業日と同じなので、少し特殊なケースかもしれません。そうでない場合は、個人事業の最後の確定申告で、減価償却費の月数分を費用にするなど、さらに考慮が必要になります。そういった手間を省きたかったことも、このようなスケジュールにした目的の1つです。

これらを基本に、法人成りに伴った会計処理をしました。スタジオアイシャでは基本的に税理士にお願いしないで、私が会計をしています。悪戦苦闘しつつもなんとかなりましたので、そのあたりの話を次回以降のトピックに書かせていただく予定です。


■関連情報
スタジオアイシャ合同会社を設立して法人化しました
カテゴリ「法人成り」

■studio Aisya (スタジオアイシャ)
http://s-aisya.com/


法人成り6−会計2 個人 資産の売却

スタジオアイシャの場合、会計で一番大変だったのは、個人事業の資産を法人に引き継ぐことでした。ということで、その資産の引き継ぎについての話です。今回は個人事業側からの、資産の売却について。

まずは固定資産についてです。いろいろ方法はありますが、多くの場合は個人事業の固定資産を簿価で法人に売却する方法です。スタジオアイシャの場合も、その方法を取りました。

その時に心配だったのが、売却するとに対して所得税がかかるのではないかということでした。でも調べたり税務署に確認したところ、簿価で売却した場合、売却益が発生しないので所得税はかからないとのことでした。

弥生会計で、次の手順で固定資産の売却処理をしました。
個人事業の廃業日:2016年12月31日
1.固定資産一覧で仕訳書出し(2016年の減価償却費の仕訳作成)
2.固定資産一覧に登録されている資産を売却処理
  減少年月日(廃棄/売却した日):2016/12/31
  減少事由:売却
3.仕訳作成(簿価で売却した場合の仕訳を手動で作成)
  簿価=期末帳簿価額(減価償却費を差し引いた額)=600,000円 の例
  借方:事業主貸 600,000円/貸方:固定資産(付属設備など)600,000円

なお固定資産以外でも、売却が必要な場合があります。
スタジオアイシャの場合、次の勘定科目についても売却しました。
・差入保証金(店舗の保証金)
・長期前払費用(店舗の更新料など)
・立替金(雇用保険など)

例えば差入保証金の場合、次のように仕訳を作成しました。
借方:事業主貸 ****円/貸方:差入保証金 ****円

個人事業で固定資産の売却処理をしたら、今度は法人側で購入する処理が必要です。それについてはまた次回。

■関連情報
スタジオアイシャ合同会社を設立して法人化しました
カテゴリ「法人成り」

■studio Aisya (スタジオアイシャ)
http://s-aisya.com/