前回の記事「
PC障害1-障害の概要と問題点(反省点)」に
引き続き、今回は主に復旧作業についてのメモです。
復旧作業の概要と苦労した点、そこから学んだことを記事に
しました。
■ハードが復旧
4/23にHD障害発生し、翌日4/24にハードディスクとマザーボード
を交換してハードウエアは復旧。詳しくは
前回の記事を参照して
下さい。
■業務に重要なソフトとデータの復旧
4/24〜4/25にかけて、バックアップ済みの重要なファイルを復元、
ソフトも最小限必要なソフトだけインストールし、業務に大きな
影響がないところまで復旧。顧客管理や予約管理などはシステムを
使えるようになりました。
■影響範囲の確認と、復旧方法の検討
4/26にバックアップ出来ていなかったデータは何か、またその
復旧方法はどんな方法があるのか調べました。ほとんどは紙か
既存のデータから復旧できることを確認。でも時間がかかりそう
なのが問題でした。通常の業務をしながらでは、1〜2ヶ月かかり
そうです。
何かよい方法はないかと調べていくと、破損したハードディスクから
データを復旧する方法があることを思い出しました。でも費用が
10万円前後かかりそうです。しかし、某ソフトの保守契約のメニューで、
この費用を保険で負担可能ということを、偶然見つけました。
確認したところ保険の適用が可能とのこと。4/27にはハードディスクを
業者に発送しました。
破損したハードディスクのデータが復元できれば、作業は大幅に短縮
できそうです。5/2に業者から連絡があり、ほとんどのデータが
復元可能で、データを収めた外付けハードディスクを5/3に発送予定
とのことでした。
■復旧作業
5/4に破損したハードディスクから復元したデータが外付けハード
ディスクに収められて届きました。中身をチェックするとほとんど
問題なし。システムバックアップのファイルもDドライブに収められて
いました。
ただ、破損したハードディスクから復元したデータは、中身が壊れて
いる可能性も低いですがあるとのこと。正常に取ってあったバックアップ
データを最優先に、破損したハードディスクから復元したデータで
補うことにしました。
5/4にはデータは9割がた復旧。
同じく、システムも1年前の状態まで復旧(1年前からあまり変わって
いないので問題はほとんどなし)。
5/5はシステムを復元出来たのが1年前と古かったので、アップデートの
作業をして最新版に更新が完了。
5/6と5/7で最終的なチェックをして、ハードディスク障害が発生した
状態まで、データとシステムを復旧することが出来ました。
ハードディスク障害から約2週間で復旧作業は完了しました。期間は
2週間かかっていますが、破損したハードディスクからデータが復元
できたので、実作業は最小限で済みました。
■注意点(苦労した点のメモ)
いくつか小さな落とし穴にはまって、その原因や回避方法を調べたり
しました。そのメモです。
・パーティションの復元はMBRを含めない
システムバックアップファイルからパーティション(Cドライブ)を復元
したのですが、Windowsが起動しなくなりました。
メッセージは以下の通り。
Windowsブートマネージャーで
状態:Oxc000000e
情報:要求されたデバイスにアクセスできないため、ブートの選択で
エラーが発生しました。
ハードディスクを交換して、復元の再にMBRを含めていたのですが、
これが問題でした。バックアップ対象と異なるハードディスクへ
復元する場合は MBRを含めずに、Cドライブのみ復元すると
よさそうです。
・外付けハードディスクが見れない場合の対処
破損したハードディスクのデータが入った外付けハードディスクが2回目の
接続で見れなくなりました。PCは認識するのですが、マイコンピュータで
表示されません(初回の接続は見れていた)。このハードディスク以外の
ハードディスクやUSBメモリーは通常に見えます。ちなみに、
自宅のPCでは正常に見えました。
明確な原因が分からないのですが、回避方法は以下の通りです。
1.スタート⇒コンピュータで右クリック⇒管理
2.管理画面のディスク1がオフラインになっているか確認
⇒ オフラインの所を右クリック ⇒ オンラインを選択
(ディスク0:内蔵HD、ディスク1:外付けHD)
3.オフラインがオンラインになればOK
■復旧作業で学んだこと
今回の経験で、危機管理は備えが大切だということを、身をもって学び
ました。いや、言葉にすると当たり前なのですが、頭ではなく体でも理解
できたと思っています。
例えばです。今回の記事にも書きましたが破損したハードディスクから
データを復元することを、事業者に依頼しました。通常10万円前後の費用が
かかりますが、保険の適用を受けて自己負担はほとんどありません。
この保険に気づいたのはほんの偶然でした。もし気がつかなかったら、
10万円前後の費用を負担したか、時間をかけてデータを復旧する必要が
ありました。
今回は偶然にもこの保険に気づきましたが、データを失ってあせっている時
でしたので見逃していた可能性も十分あります。本来は、事前にどのような
対応するかを調べておくべきことでした。
この例以外でも、復旧作業中も思うようにいかないことがあると、かなり
あせります。そんな時は判断力が低下していることを実感しました。
今回の経験を踏まえて、PCのバックアップはもちろん、危機管理について
向き合うつもりです。危機管理と言うと大げさかもしれませんが、例えば
私が病気になった場合など、比較的確率の高いリスクについては、その対応
方法を事前に決めておきたいと思っています。
こういうことは頭では重要と分かっていても後回しにしがちです。私も
そうでした。
なんとか落ち着いたからかもしれませんが、今は素直にいいタイミングで、
いい経験が出来たかなと思っています。
■関連情報
・
PC障害1-障害の概要と問題点(反省点)