音楽スタジオの起業日記

studio Aisya(スタジオアイシャ)
音楽スタジオの起業日記

法人成り8−会計4 法人としての会計諸々

法人化してみて、実質的な運営に大きな違いはないのですが、会計上ではその違いを感します。

個人事業でよく使っていた勘定科目、事業主貸や事業主借が法人では存在しません。基本的には個人の財布と法人の財布は別、という考え方になります。しかし、実際の運営ではそうもいきません。例えば私個人の財布から店舗で使用するトイレットペーパーを購入する場合です。いろいろ調べてみて、このようなケースでは役員借入金という勘定科目を使うことにしています。その際は、私からお金を一時的に借りた状態にななって、BS上に残ります。この借入がある程度たまってきたら、返済する形を取っています。

また、私個人の収入についての扱いも違います。法人では、代表の私の収入は役員報酬という勘定科目で経費として処理します。この役員報酬の設定が、結構難しかったりします。スタジオアイシャが法人化した目的の1つは、2号店を実現するための資金調達をしやすくするためです。そのためには、なるべく赤字決算にはしたくありません。一方、法人化の別の目的では節税もあります。節税のためには、なるべく法人の利益を減らすために、役員報酬を赤字にならない程度まで経費にしたいのです。このためには、年間の売上と経費を予測する必要があります。売上は今までの6年間の実績があるので、ある程度可能です。一方、経費は法人としての経費が個人事業とは違う点も多く、難しいところです。私の場合、事業計画を作って役員報酬を設定した後、経費の予測で漏れがることが分かりました。具体的には、社宅の経費(これについては、別途節税に関する記事にする予定です)の見込が漏れていたのです。ちなみに役員報酬は、一度決めた後は基本的に変更が難しいのです(不可能ではないのですが)。この経費の読み違いで、2017年は赤字になってしまう危険性があります。2年目以降は経費の見込みの精度はかなり上がると思いますが、1年目はなかなか難しいです。

その他についても、法人の会計については少しでも効率化したくて勉強をしていました。その中でも、次の本が特に参考になりました。

■ひとり社長の経理の基本


社長1人の法人だけでなく、小規模の法人でしたら参考になることが多いと思います。

そんなこんなでいろいろありますが、これからも会計について勉強しつつ、経験を積んでいきたいと思います。

■関連情報
スタジオアイシャ合同会社を設立して法人化しました
カテゴリ「法人成り」

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【経営日記 17年5月】今年はじめての目標未達

オープンから6年と8カ月半が過ぎました。5月は2017年ではじめて、目標値をクリアすることが出来ませんでした。

さて、そんな5月の主なトピックは、
・売上目標は未達(対前月で少し減少)
・客数は対前月で少し増加
・客単価は対前月で減少
 (来店頻度が減少して、1回あたりの単価がほぼ横ばい)
・新規顧客数はほぼ横ばい
・稼働率は対前月で少し減少
 (防音室別の比率はほぼ同様)
・利用目的別の比率は対前月でほぼ同様
・アルバイトの採用活動をして1人採用決定(6期目)
・2018年以降の売上と経費の見込みを算出

といったところです。


売上は今年はじめて、単月で目標未達となりました。対前月で少し減少、対前年同月でも少し減少です。原因は、ゴールデンウィークでの利用が少なかったことです。それ以外はほぼ目標通りでした。ゴールデンウィークの利用が少なかった理由はなかなか難しいところで、正直分かりません。ゴールデンウィークの利用の予測は今後も難しそうです。いずれにせよ単月だけであれば、それほどは問題ないと見ています。

売上の中身を見てみると客数が少し増加した一方で、客単価の利用頻度が減少しています。また、新規顧客はほぼ横ばいで、高いレベルのままです。ゴールデンウィークの時期を中心に、新しいお客様が利用していただいた半面、いつも利用してる人の利用頻度が下がったためです。

稼働率の防音室毎と利用目的別の比率は、対前月でほとんど同じでした。

そして6期目となるアルバイトスタッフの採用活動をしていました。いつもながら悩みまくりましたが、新しく1名のスタッフに来ていただくことになりました。6月から研修を開始予定です。これで、基本的にはアルバイトスタッフで営業時間の100%をカバー可能な体制になりました。アルバイトスタッフに働いてもらうようになってから3年ほど時間はかかってしまいましたが、大きな目標の一つを達成することが出来ました。これでアルバイトの募集はいったん休止して、欠員が出た場合に再開しようと考えています。

また、2号店を実現するために、現店舗のシフトに関して責任を負っていただく方をアサインしたいと考えています。その前段として、2018年から2020年の売上と経費のザックリな予測を立てていました。この新しくアサインする責任者に対して待遇を提案するのに、どのくらい費用をかけることが出来るかを見込むためです。これをもとに、待遇や条件面を詰めていきたいと思っています。

いろいろありますが、今年もあと1ヶ月で半分が過ぎてしまいます。時間が過ぎるのが早くてあせる気持ちもありますが、とにもかくにもあせらず、常に冷静にと自分に言い聞かせる日々です。



■関連情報
【経営日記 2016年】ふりかえり
【経営日記】中長期的な目標(2017年1月作成)
【経営日記 2017年の方針】直営2号店を実現するための現店舗の体制強化

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【経営日記 17年4月】6期目のアルバイト募集と値上げの決断

オープンから6年と7カ月半が過ぎました。4月も目標値をクリアすることが出来て、引き続き好調です。

さて、そんな4月の主なトピックは、
・売上目標は達成(対前月でほぼ横ばい)
・客数は対前月で少し減少
・客単価は対前月で少し増加
 (来店頻度が少し増加して、1回あたりの単価がほぼ横ばい)
・新規顧客数は増加
・稼働率は対前月で少し増加
 (防音室別の比率はほぼ同様)
・利用目的別の比率は個人練習が少し増加して、レッスンが少し減少
・アルバイト募集開始(6期目)
・値上げの検討と確定、そのアナウンス
・インターネットプロバイダ変更


といったところです。


売上は前月と比較するとほぼ横ばいでしたが、営業日数が1日少なかった一方で休日は1日多かったこと、稼働率も少し増加していることから、実質的に少し増加と判断しています。目標値もクリア出来て、引き続き好調です。

売上の中身を見てみると客数が少し減った一方で、客単価は少し増えています。稼働率の防音室毎の比率は対前月とほとんど変化は見られませんでした。一方、利用目的別に関しては、個人練習が少し増えてレッスンが少し減っています。いずれにせよ、問題ない範囲です。

新規顧客数が3カ月連続で減少していたので少し気になっていましたが、4月は増加に転じました。ので、ちょっと一安心ではあります。例年、3〜5月は新規顧客数が多い傾向があります。

また、6期目のアルバイト募集を開始しました。回を重ねるごとに応募数が減少していて、しかも今回は面接の辞退が多いです。恐らく複数のバイトに応募していて、面接に進んだものから選んでいるのかなあと想像しています。当たり前ですが、選ばせてもいただいていますが、選ばれてもいる訳です。そんなこんなで、最近の人手不足の状況を実感しています。とは言え、もちろん応募いただいているだけで本当にありがたいことです。急いで採用しなければならない状況ではないので、じっくり選考を進めさせていただきたいと思っています。

そして、アップライトピアノの防音室とレンタル楽器の値上げのアナウンスをしました。オープン以来、はじめて値上げという大きな決断をさせていただきました。このことについては、次の記事に詳しく書かせていただきました。
アップライトピアノの防音室とレンタル楽器・機器における値上げの背景

また、ここ2年ほどネットが極端に遅くなっていて、業務に支障が出るレベルになってきました。昨年に少し調査したところ、どうもプロバイダがボトルネックになっているようで、試しにプロバイダを変えてみたら見事に改善しました。新しいプロバイダはお試しの短期の契約なので、契約内容を見直してこのプロバイダで継続しようと考えています。

そうこうしているうちだいぶ暖かくなってきました。そんな中、これからは2号店の実現に向けての仕事に重点を置いていく予定です。そのためにやりたいことは山ほどあるので、心の中で腕まくりしています。


■関連情報
アップライトピアノの防音室とレンタル楽器の値上げについて
アップライトピアノの防音室とレンタル楽器・機器における値上げの背景
【経営日記 2016年】ふりかえり
【経営日記】中長期的な目標(2017年1月作成)
【経営日記 2017年の方針】直営2号店を実現するための現店舗の体制強化

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